3分税金講座(その41)特別償却②
»2011年3月21日 (月)
「節税対策」4つのパターンのうち
税金は繰り延べられるだけで、会社のお金は出ていかない方法
から 昨日に引き続き「特別償却」の話です。
機械などの高い買い物をすると、お金は一度に出ていくのに、減価償却は5年とか、10年とか、ともかくナガ~イ期間かけてやらなきゃいけないっていうことで、まぁ、それだけ資金的にきつくなります。
だから、普通の償却に比べて、最初にまとめてド~ンと償却できる「特別償却」が生まれたというわけです。
で、具体的に「特別償却」はどうやるかっていうと
代表的な制度に「中小企業者が機械等を取得した場合等の特別償却」っていうのがあります。
対象資産や取得価額の条件は下の図の通りです。ただし、何れも新品であること。中古品には適用がありません。
で、特別償却限度額は取得価額の30% です。
500万円の機械装置を買った場合は
特別償却をやらない場合、やった場合、それぞれ各年の償却限度額(定率法)は
となります。
ということで、この続きは、また次回。