法人税入門(3)-法人税がかかるもの
»2010年10月11日 (月)
法人税は、会社の売上高から仕入代金や人件費、家賃などの費用を引いて、それがプラスならば、そこに一定の税率をかけて計算されるということを前々回お話しました。
①売上高-(仕入高+人件費などの費用)=儲け
②儲け×税率=法人税
さて、上の算式の
①売上高-(仕入高+人件費などの費用)=儲け
というところは、「会計」の考え方です。では「会計」と同じ「儲け」に対して税率をかけさえすれば法人税が計算されるのかといえば、答えはNOです。ここが法人税をむずかしくしている理由のひとつです。
でも、ここでは、とりあえず
①売上高-(仕入高+人件費などの費用)=儲け
②儲け×税率=法人税
という算式だけを覚えておいてください。