確定申告はひとりでできる! 第25回 決算書⑳
»2011年12月7日 (水)
小規模な個人事業者の場合、取引の多くは現金または普通預金を使ったものが多いと思います。
そうすると、昨日も使った仕訳
(借方)現金 500円/(貸方)売上 500円
なんかだと、普通の仕訳伝票ではなく、現金出納帳という帳簿を使えば、さらに簡単に処理ができます。
相手が現金ですから、処理する際には 売上 500円だけを入力すればOKですし、あらかじめ登録したキーワードを1個押すだけで処理できるよう設定しておけば、さらに楽というわけです。
売上金が現金ではなく、普通預金口座に入金される場合なら、現金出納帳が預金出納帳にかわるだけで、後の理屈は一緒です。(^_^)v
また、その日の売上は1件1件個別に入力する必要はありません。1日分まとめていくらで、ゼ~ンゼンOKです。
また、経理処理の基本となる領収書などを日付順にきれいに貼り付けて整理しているのをよく見かけますが、まぁ、後で何かあった時に見返すには、その方が便利かもしれませんが、その「後で何かあった時」って
普通、滅多にありません!
だから、領収書の類は、大きな袋にドサッと入れて、後は袋の表に●年●月分と書いておきさえすればいいでしょう。
もっとも、
あの袋、どこに行った!?
なんてことにならない様に、それだけは気をつけて下さい!(^_^;)