3分税金講座(その33) 生命保険の話②
»2011年3月13日 (日)
「節税対策」4つのパターンのうち
税金は繰り延べられるだけで、会社のお金が出ていく方法
から
生命保険 の2回目です。
いくら、保険料が費用に落ちるからって、いざ、「解約だぁ!」「満期だぁ!」っていう時に何の手だても打っていないと、入って来た保険金が全部収入に上がって、結局、税金でゴソッと持っていかれてしまいます。
で、こういう事態を避けるためには何をすればいいか?
ズバリ、役員退職金 です。解約返戻金が一番ピークに達する時に合わせて、たとえば、代表者にご勇退願うと。
そうすれば、保険金収入と役員退職金が相殺されて税負担はないか、まぁ、あってもごく少ない金額で済むというわけです。
ただし、保険によっては、被保険者の年齢や保険期間の設定次第で保険料が全額、費用に落ちない場合もあります。
それから、いくら退職金と相殺するといっても、税務上、役員退職金には一定の限度額があります。
ここら辺を、あらかじめ、しっかり確認したうえでやらないと、後でイタ~イ目に会います。
(>_<)
保険金も退職金も金額が大きいだけにくれぐれもご注意を!
ということで、今日はここまで。