3分税金講座(その40) 特別償却
»2011年3月20日 (日)
「節税対策」4つのパターンのうち
税金は繰り延べられるだけで、会社のお金は出ていかない方法
から 今日は「特別償却」の話です。
で、その前に、減価償却っていうのは、機械だとか車なんかを買った時に、一度に全部費用に落としてしまうんじゃなくて、毎年、少しずつ費用に落としていきましょうっていう計算手法です。
会計のリクツとしては、たとえば、機械に500万円投資したからといって、その機械はそれを買った事業年度だけで使い切ってしまうわけじゃなくて、これから5年とか10年とか、「売上増やそう」とか「経費節減しよう」っていう目的で購入するわけですからから、じゃあ、少なくともその5年とか10年で費用化していくのが理屈に合ってるよねっていうことでやるわけです。
まっ、確かにね・・・。
でも、問題はお金だけは一度に出ていっちゃうってことです。ところが、機械の方はその5年とか10年かけて償却していくわけですから、ちょこっとずつしか費用化できない。
と、当然、利益は出ます。だから機械代にお金使ったうえに、税金の負担もしなきゃいけないと。
なんとかしてくれ――――っ!
っていうことで、出てきたのが「特別償却」です。
ちょっとイントロ長すぎでスイマセン。(^o^;)
ということで、本題は、また次回。