3分税金講座(その54)不良在庫⑤
»2011年4月5日 (火)
「節税対策」4つのパターンのうち、その最後
税金は減って、しかも会社のお金も出ていかない方法
から、在庫 を使って税金を少なくする方法の5回目です。
評価損の金額は
帳簿価額-時価=損失額
で、その「時価」とは
その資産が使用収益されるものとして、その時において譲渡される場合に通常付される価額
言いかえると
破損なら、その破損している状態で、●●●円だったら、「売れるだろうなぁ」、「買ってもいいなぁ」っていう、その●●●円です。
これを、昨日の例で図にすると
となります。
だから、「もうこんなもん、売れるもんか!」って、勝手にゼロ評価して、
評価損20万円!
なんてやっちゃいけません。(^_^;)
・・・とはいえ、実際には、時価をいくらにするかっていうのはむずかしい問題です。
上のギターの例だって、「いや、12~3万でも売れるんじゃない?」っていう人もいれば、「え! 5万がいいとこだろ?」っていう人もいるでしょうし・・・。
ン―――、悩ましい!(´□`。)
まぁ、少なくとも“キロなんぼ”のスクラップ価格じゃないことだけは確かですけど。
ということで、今日はここまで。