3分税金講座(その56)有姿除却
»2011年4月7日 (木)
「節税対策」4つのパターンのうち、その最後
税金は減って、しかも会社のお金も出ていかない方法
から、固定資産を使って「節税」する方法です。
で、今日のテーマは“有姿除却”。
もう、お役ゴメンが決まった固定資産は、捨てるしかありませんが、捨てるにしても、お金がかかることがあります。
そんな時に使えるのが、実際には捨ててなくても、捨てたとみなしてあげましょうっていう、この“有姿除却”です。
姿はあるけど、見えてないふり・・・みたいな。( ̄ー ̄;
ただし、条件があります。それは
その使用を廃止し、今後通常の方法により事業の用に供する可能性がないと認められる
ことです。
で、そのためには、リンギ書などの書類を作っておくことに加え、何らかの“物理的な”方法で、客観的にもうゼ~ッタイ使えないということを明らかにしておくことです。
たとえば、
・トンカチで叩いてその資産をボコボコにしておく
・これがなかったら、死んでも動かせないっていう大事な部品を取り外して、そのうえで、その部分を何かでふさいでおく。
・・・ということで、今日はここまで。