3分税金講座(その50)不良在庫
»2011年4月1日 (金)
「節税対策」4つのパターンのうち、その最後
税金は減って、しかも会社のお金も出ていかない方法
から、在庫 を使って税金を少なくする方法です。
ここでいう在庫は、不良在庫のこと。もう、普通の値段では到底売れない、あるいは、もうゼ~ンゼン“売り物”にならないっていう在庫のことです。
で、もう、捨てるより他にやりようがないっていうんなら、ある意味、簡単ですね。捨てちゃえばいいわけですから。
捨てれば、在庫が減って、自動的に原価がふくらみますから、粗利は減ると。
問題は、まだ、捨てるほどじゃないけど、もう、当たり前の値段じゃ売れないよねぇ っていう場合です。
こういう場合は、在庫の評価を切り下げることになりますが、むずかしいのは
・どういう場合に
・いくら
評価を落とせるか、ということです。
先ず、税務は基本的に 資産の評価損は損金(=費用)に認めない! というスタンスです。
(´_`。)
ただし、これも「例外」があって
・災害その他の事実があった場合で
・最大、「簿価」と「時価」との差額までであれば
損金に認めましょう-っていうことになってます。(^-^)/
ということで、今日はここまで。